飯盛城跡は中世最大級の山城跡?三好長慶の居城へのアクセスや駐車場も!

飯盛城跡(いいもりじょうあと)は、南北朝時代ごろ築かれた山城で三好長慶の居城として有名です。

飯盛山の山頂に存在する中世の山城跡です。ハイキングコースになっていて、JR野崎駅か四條畷駅から1時間ほどで行けるのですが、私は山頂まで登った事があったかな〜。

飯盛山は行きましたが飯盛城跡はあまり記憶にありません。天守閣がなく石垣があちらこちらにあったのは写真を見て思い出しました。

 

今回は、三好長慶の居城である飯盛城跡のアクセスや駐車場をご案内します。

 

飯盛城跡は中世最大級の山城跡?

飯盛城跡は飯盛山の山頂に四條畷市と大東市にまたがって存在する大阪府下最大規模を誇る中世の山城跡と言われています。

城内には、多くの曲輪(くるわ)や堀切(ほりきり)・土橋(どばし)といった場所が形を留めた状態で残っています。

 

飯盛城を堅固にするために石垣などを多く使われたのですね。その遺構が所々に残っています。

石垣などの遺構を見ると、巨大な石から小さ目の石まで広範囲でよくこんなに築けたな、戦国時代石材の調達方法もさることながら石垣を崩れないようにしながら高く積む土木技術も大したものだと感心させられます。

 

身近に歴史の遺跡が残っているのは嬉しいですね。

 

飯盛城跡へのアクセス

電車でのアクセス

  • 飯盛城跡へは、JR野崎・四條畷駅から徒歩になります。
  • 野崎観音または四條畷神社からハイキングコースを利用。
  • ハイキングコースは野崎駅から90分。四条畷駅から100分。

 

バスでのアクセス

住道駅発の生駒登山口行きで「竜間」バス停より徒歩でやく40分。

 

飯盛城跡の駐車場は

飯盛城周辺には駐車場がありませんので、野崎駅か四條畷駅周辺のコインパーキングを利用するかたちとなります。

 

三好長慶とは?

三好長慶は永禄3年(1560年)に高槻市の芥川山城(あくたがわやまじょう)から拠点を飯盛城に移し、ここを拠点として(大和、山城、河内、摂津、和泉)と四国の一帯を統治し、室町幕府の政治を動かしたと言われています。

長慶が権力を担っていた4年あまり、飯盛城は『首都』といえるような場所だったそうで、近年織田信長に先駆ける天下人として評価されています。

 

三好長慶は、城中で連歌(れんが)の会を開催するなど文化人としての評判も高く、連歌や茶の湯にも優れ、飯盛城で開催された連歌会は「飯盛千句」として記録が残っているそうです。

 

まとめ

今回は「飯盛城跡は中世最大級の山城跡?三好長慶の居城のアクセスや駐車場を案内!」と題してお伝えして来ました。

飯盛城跡までのハイキングコースはいい運動になりますね。気候の良い季節に、お友達、または家族でお弁当を持って行くのも楽しいかと思います。

頂上まで上がると、大阪市内が一望できる視界が広がってますよ。